使用方法
たむら式リハビリ機『ゆうき』 諸器具の使い方と効用
手が動くようになれば 足も肩も言語障害も治ってくる!
1 肘置台
【いつからどのくらいの期間】
リハビリ開始時から20日~1ヶ月間(その後も都度)
【回数・頻度】
1日3回(朝・昼・夕)
回数にこだわらず毎回30~50回
【使用方法】
・肘を台に置き腕を伸ばし、動く方の手で手首を左右に振る。
・指を絡められるようになれば、その状態でさらに左右に振る。
【その効用は】
20日~1ヶ月程で手首と腕墝骨筋が弛み指が少しづつ開いてくる
2 握り筒
【いつからどのくらいの期間】
・指が多少でも開くようになったら(いつでも都度)
【回数・頻度】
1日3回(朝・昼・夕)
毎回30~50回
【使用方法】
手のひらで握る。
動く方の手を添えて力を加え、握る角度もいろいろ変えて左右に振る。
【その効用は】
・腕墝骨筋、僧帽筋、二頭筋、三頭筋、上腕筋、肩甲骨筋等を刺激し、弛ませる。
・握力がつく。
※握り筒は個別販売しています。 ・・・・・・・ 21,000円
テレビを観ながら、お風呂に入りながら、リハビリが出来ます。
ご注文は資料請求ページよりお問い合わせください。
寸法 | 直径 6.5cm × 高さ14cm |
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重量 | 約150g |
材質 | ウレタン系エラストマー |
色 | 紫 |
3-1 木製握り棒と補助バンドの牽引
【いつからどのくらいの期間】
・指が少しでも弛んできたら
・手袋がはめられるようになるまで
【回数・頻度】
1セット20~25回を最低1日3回(朝・昼・夕)
強い痛みが起こらない程度に
【使用方法】
・硬直した指の間に木製の棒を差込み、補助バンドで固定し、モーターで
上方に牽引。
・最初は5~10cm上げる程度を繰り返し。
3-2) 特製手袋の牽引
【いつからどのくらいの期間】
・手袋がはめられるようになったら
・6~7ヶ月間必要
【回数・頻度】
1セット20~25回を最低1日3回(朝・昼・夕)
【使用方法】
特製手袋をはめ、モーターで上方に牽引 毎日少しづつ気長に。
【その効用は】
・腕墝骨筋、僧帽筋、二頭筋、三頭筋、上腕筋、肩甲骨筋等を刺激し、弛ませる。
・指が真直ぐに伸びるまでになる
握り棒
【いつからどのくらいの期間】
指も開くようになり腕も上がるようになった4~6ヶ月後頃から
【回数・頻度】
1日3回(朝・昼・夕)
毎回30~50回
【使用方法】
腕を真直ぐ伸ばし、棒を握る 滑って手がずり落ちる 何秒握っていられるか。
20秒位まで握っていられるように。
【その効用は】
・腕を横に堅持することによる筋力の増強
・握力がつく
水平引張り棒
【いつからどのくらいの期間】
さらにリハビリ効果もあがり6~7ヶ月経過後に。
【回数・頻度】
1日3回(朝・昼・夕)
毎回30~50回
【使用方法】
伸縮性の紐に緊結した金具を手前に引っ張る 上下、左右に方向を変えて。
【その効用は】
引き付ける力がつく
特徴
- 一人一人の麻痺の上体に適応した負荷をかけばがら、全身を総合的に回復させていきます。
- 初期リハビリから、段階を踏んで、高位なリハビリに移行し、着実に筋力をつけ、
神経を活性化させていきます。
- その方の症状に合ったリハビリメニューを回復の度合いによって、どんどん発展させていく事が
できます。
- 介護者なしで、一人でリハビリが行え、患者本人がそれぞれ痛みの範囲を自分で把握する事が
できるので、日常生活での肩関節、手関節の保護にもつながります。